スライディングメッシュおよび領域スケーリング法を用いた圧縮機の非定常シミュレーション
FINE™/Turbo には、複数翼列、定常あるいは非定常の相互作用に関する独自の機能があります。現象の特徴や、捕捉しようとする周波数スペクトルに応じて、異なるレベルの近似が可能です。搭載されている近似手法は次の通りです。
4.5段軸流遷音速圧縮機のフル3次元非定常シミュレーション。470万セルの本モデルに対し、最新の非線形高調波法を適用し、19プロセッサにて50時間(CPU時間)で計算が完了。一方、同一の計算に、従来の領域スケーリング法では、2オーダー増のCPU時間と、1オーダー増のメモリー消費量が必要。
(資料提供:Rolls-Royce Deutschland社)
最新の非線形高調波法により計算スピードが大幅にアップ。単段遠心タービンをシングルプロセッサで計算した場合の計算時間を表で比較。(資料提供:Honeywell Turbo Tech.社)
FINE™/Turboの完全六面体テクノロジーによって、非常に高精度で、信頼できるシミュレーションが可能です。マルチグリッド処理により、大規模格子点をもつケースにおいても、極めて高速な収束スピードを実現し、メモリー消費を低く抑えることができます。また、粘性および乱流流れを捉えるのに適した、非常に大きいアスペクト比(5000まで)を持つセルおよび低レイノルズ数メッシュでの計算も可能です。
FINE™/Turbo は、多段、軸流、遠心および斜流式の、圧縮機、タービン、ポンプ、ファン、プロペラのほか、ボリュート、ディフューザー、熱交換器、排気システムといった幅広い分野に適用できます。